4つの柱④
・人生100年時代に適した健康施策プランの作成
・障害のある人もない人も共にくらしやすい街の推進
・看取り看取られるまちー地域包括支援の推進―
・ヤングケアラー対策、レスパイトケア事業、8050問題、介護実態の把握
・妊産婦への支援拡大。産み、育ち、生涯を生きる
・大人の発達障害、引きこもり。可能性を見出せる社会へ
・自殺対策、生きる希望の創出
・生活困窮者、それを支える方々への支援の充実
人生100年時代と言われるほどに日本人の平均寿命は伸びています。平均寿命は女性が87歳、男性が81歳と過去最高を更新しています。高齢者福祉の更なる充実を図らなければなりません。
地域包括ケアシステムの推進を立川市としても行っておりますが、「重度な要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい、医療、介護・予防・生活支援が一体的に提供される」しくみです。立川市も後期高齢者人口が将来的には急増する大都市部です。地域包括ケアシステムは、保険者である市町村が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて創りあげていかなければなりません。このシステムに関しては障害者にとっても同じ事が言えると思います。
多様なライフスタイルの方々が、様々な課題に直面していて、それを行政がフォローしきれない場合がある現場を仕事をさせて頂く中で体験させて頂きました。お話をお聞きし、それにあった対策を講じる。それがルールに当てはまらない場合にはどうすれば良いのか。新しいルールを作るのか。はたまた緩和するのか。それは国の制度、都の制度なのか。市の制度では予算が足りなさすぎるのか。その選択肢を増やすことが、差し伸べる手を増やすことが、人生100年時代を支える生きる希望に繋がっていくと思っています。
課題はいつでも目の前にあって、それを乗り越える力を養う。経験の中にしか得られない想いもある中で、やはり知識も得なければならないと思うことが多々ありました。多くの体験をさせて頂き、立川市の一端にしかならないかもしれませんが、多くの方々とお話をさせて頂きました。それは私にとっての財産だと思っています。
「人生100年時代」産まれ、育ち、山もあり、谷もあり、七転び八起き、紆余曲折しながらも自分の人生を誇り、愛してもらいたいと切に想う一人として、差し伸べる機会を頂いた一人として、立川市独自の政策、様々な案件に対応できる多様性を持った市政運営の一端を担えるように日々、努力と精進をしたいと思っています。